こんにちは!ドタバタ母さんです。

夏休みの宿題の定番、読書感想文。

昔は必ず提出するものでしたが、時代は変わり、今は「チャレンジ課題」ということで任意提出になっています。我が家では子どもたちと話し合い、昨年から長男・長女は読書感想文にチャレンジすることにしました。

大人と子どもで、こんなに視点が違う

同じ本を読んでも、大人が読んだ感想と子どもが感じた感想は、まったく違う。これが本当に面白いのです。

小学1年生の次男は「たねはいのちのおわりとはじまり」という本を読んで、こんな感想を口にしました。

「たねは無限ループだね!」

……なんとも今どきな表現。命が循環していく壮大なテーマを、たった一言で言い切ってしまいました。

長女は「まだまだここから」を読んだ感想で、彼女らしさが見事に出ていました。

本当は不公平さを感じて、悔しい、気に入らないという黒い気持ちを抱いているのに、それをあえて素直には表現しない。「嫌な気持ち」とオブラートに包んで、妬みの気持ちを隠そうとする。

その言い回しを見て、「ああ、長女だな」と思わず納得してしまいました。感想文には、その子の性格がそのまま出てくるのですね。

「素直に書いていいんじゃない?」

ただ、ここで一度立ち止まりました。

長女は公平性へのこだわりが強いタイプです。「さほど努力していないのに結果だけ残す」ことが、本当は許せない。妬ましい。その気持ちが一番強いはずなのに、そこは書けなかったのかもしれません。自分だけが僻んでいるような感情を出すのが、嫌だったのでしょう。

でも、それが一番感じていることなら——。

「それが一番強く思っていることなら、素直に書いていいんじゃない?」

そう伝えて、感想文の方向性を変えることにしました。

きれいにまとめた「良い子の感想」より、正直な気持ちが書かれている方が、きっと読む人の心に届きます。長女がどんな言葉で書き直すのか、楽しみです。

これ、実は大人の宿題です

とはいえ、正直に言います。読書感想文は大人の宿題と言っていいほど手がかかります

  • 私も同じ本を読む
  • 子どもたちが感じた気づきを聞き出す
  • それをこれまでの経験と紐づける
  • 文章の形にしていく

この作業で、休みが数日潰れます。

それでも、得られるものがある

でも、子どもたちの本を読んでみると、私自身がすごく勉強になるのです。

本によっては、思わず涙してしまうことも。児童書だからと侮れません。まっすぐな言葉だからこそ、大人の心にも刺さってきます。

そして何より、同じ本を読んで感想を言い合う時間が楽しい。普段の会話では出てこない、子どもたちの内面が見えてくる貴重な機会になっています。

手はかかるけれど、この時間があるから、来年もきっとチャレンジするのだと思います。