こんにちは!ドタバタ母さんです。

今日、長女(小4)がパパのパソコンを壊しました。

怒って終わりにするのはもったいないと思ったので、我が家ではアクシデントレポートを書いてもらいました。今日はその話です。

「ガンっ!」という音がしました

きっかけは、玄関に出しっぱなしの靴でした。

長女はパソコンでゲームをしていました。そこへ「靴を片付けて」と声をかけます。

我が家では、だいたい一度では動きません。今日もそうでした。何度か言って、ようやく重たい腰を上げて玄関に向かっていきます。

その直後です。

「ガンっ!」

バツの悪そうな顔で戻ってきて

衝撃音がしたあと、長女がバツの悪そうな表情でリビングに戻ってきました。

落としちゃった

パソコンを開いても、画面は黒いまま。ボタンの電気はついていましたが、たぶん修理が必要な状態です。

申し訳なさそうに「ごめんなさい」と言います。

再三、言ってきたことでした

原因ははっきりしています。

片手にパソコンを持った不安定な状態で、何かをしようとして落とした。

そして、これは子どもたちに再三伝えてきたことでした。

パソコンやゲーム機を片手に持ったまま、何かをしようとしてはいけない。落として壊す可能性があるから

何度も言ってきました。それでも——

やっぱり事故は起きました。

パパは怒りきれません

子どもの不注意で修理に出すのは、これで2回目です。

パパは怒りきれません。あれほど、こうならないように伝えてきたのに、とお怒りでした。

その気持ちは、よく分かります。

でも、長女だけの問題ではない

ただ、少し冷静になって考えました。

今回は長女がトリガーになっただけで、子どもたちの使い方を見ていると、誰もが同じ状況になる可能性はありました。

持ちながら歩く。立ったまま操作する。片手で移動する。

長女だけがやっていたことではありません。たまたま今日、長女のところで起きただけです。

だとしたら、長女を責めて終わらせるのは、いちばん意味がないと思いました。

アクシデントレポートを書いてもらいました

そこで、この失敗を繰り返さないために、長女にアクシデントシートのようなものを書いてもらうことにしました。

書いてもらったのは、この3つです。

  1. 起きてしまった事故の事実を書く
  2. 原因を考える
  3. 対策を考えて、同じミスをしないように振り返る

長女が書いたもの

実際に長女が書いたのが、これです。

げんいん ・くつをかたずけなかった。 ・かたてでもっていた。

おきたこと ロブロをしていて、くつをかたずけろと言われたので、パソコンをもちながら(かたてで)いってしまった。なのでおとしてしまった。

かいぜんほうほう ・さいしょにくつをかたずけておく ・かたてでもたない ・どこかに行く時はおいておく ・立ちながらもたない

事実、原因、対策。しっかり考えられていました。

特にいいと思ったこと

私が感心したのは、改善方法のところです。

4つとも、**「自分が次にできる行動」**になっています。「気をつける」で終わっていません。

そして1つ目が「さいしょにくつをかたずけておく」。

落とした場面だけでなく、その前の段階まで戻って原因をつぶしています。そもそも靴を最初に片付けていれば、パソコンを持ったまま玄関に行く場面自体が発生しなかった。

そこに自分で気づいたのは、なかなかのものだと思いました。

「これは吊し上げじゃないよ」

書いてもらうときに、長女にはっきり伝えたことがあります。

これは長女を吊し上げるためのものではない。

  • みんなで気をつけていこうという話であること
  • 自分自身にも当てはまることはなかったか、それぞれが振り返るチャンスであること

ここを伝えずにやると、ただの反省文になります。「ごめんなさい」を書かせるだけの紙です。

私がやりたかったのは、同じことが誰にも起きないようにすることでした。

失敗したときこそ、伸びるチャンス

私は訪問看護師として働いていて、職場でもヒヤリとしたことや事故が起きたときには、同じように振り返りをします。

大事なのは、誰が悪かったかを決めることではなく、次にどうするかを決めることです。人を責める場にしてしまうと、次からは報告そのものが出てこなくなります。

家庭でも、同じだと思うのです。

失敗したときこそ、改善できるチャンス。 ここで一緒に考えられるかどうかで、その失敗が「怒られた記憶」になるか「次に活きる経験」になるかが変わります。

タイムリーにやることが大事

もうひとつ意識したのは、タイミングです。

記憶は、時間が経つと曖昧になってきます。

「あのとき、どうして持ったまま行ったんだっけ」となってからでは、原因にたどり着けません。新しいうちにやるから、本人も細かいところまで思い出せます。

だから今日、その日のうちにやりました。

これで変わるかは、分かりません

正直に書いておきます。

これをやったことで何か変わるかは、分かりません。

明日また、片手にパソコンを持って歩くかもしれません。壊れたパソコンは戻ってきませんし、修理代もかかります。

でも、この機会を逃さずに、タイムリーに振り返ることができたのは良かったと思っています。

叱って終わりにしていたら、残るのは「怒られた」という記憶だけでした。


長女は、失敗してももう一度挑む子でもあります。ピアノの発表会での話はこちら。→ 抱きかかえられて登場した次男、リベンジを申し出た長女。3人とも最後まで弾き切りました