根拠はなんとも言えないのに、なぜか妙に説得力があった。

今日、長女と一緒に車に乗っていたときのこと。前を走っている車が話題にのぼった。

運転しているのは男性。娘は「あれ、おじさんだよね」とひとこと。

パパ「パパくらいの年齢?」

娘「ぜんぜん違う。パパより全然上だよ。」

パパ「じゃあ何歳くらい?」

娘「50代後半。」

52歳の父親を「全然下」と断言し、50代後半とピンポイントで推定してくる娘。すごい。

思わず「なんでわかるの?」と聞いてみた。返ってきた答えがこれだ。

「ふんぞりかえって、ガムを噛みながら、でかい態度で運転してたから。」

……なんとも言えない。

三点セットで年齢を導き出す謎の鑑定眼

年齢の根拠として「ふんぞりかえり」「ガム」「でかい態度」を組み合わせてくる発想が、まず面白い。

しかもその三点セットから50代後半という数字を導き出せる娘の観察眼(というか人間観察の偏り?)に、思わず笑ってしまった。

この子、将来何になるんだろう。人間観察が鋭すぎて、ちょっと怖い。

地味にダメージがあった「全然下」発言

ちなみに夫は52歳。つまり「全然下」と言われた側である。

帰宅後に夫にこの話を伝えたら、「……そうか」 と一言だけ言って黙っていた。

地味にダメージを受けていたのだと思う。

52歳が「全然下」扱いされるということは、娘の中では50代後半=かなりのおじさん認定ということだ。夫よ、すまない。

子どもはちゃんと見ている

今日のこれが正しい観察かどうかはともかく、子どもはときどき、大人が気にしないような細部をしっかり見ている。

助手席から世界をそういうふうに眺めているんだな、とちょっと微笑ましくなった一日だった。

毎日バタバタと過ごしているけれど、こういう何気ない車の中での会話が、あとから振り返ると一番の宝物になるんだろうな、と思う。

次は誰を鑑定するんだろう、この子。お母さんは少しだけビビっています(笑)